2024/06/13 11:59

!この記事のテーマ!
・植物にとっての必須栄養素-ミネラル-
・必須14元素の種類と役割
・割とどうでもいいウンチク話の回

●植物って、何を栄養にして育つの?
●ミネラル配合って何が入ってるの?
●ミネラルの役割って何なんだろう?
という疑問をお持ちの方、結構いらっしゃるのではないでしょうか?
今回は、オーガニック肥料“湖の恵シリーズ”の開発担当が、できるだけ初心者の皆さんにもイメージしやすいように心掛けながら、「肥料成分に関するウンチク」をお話します
この記事を読めば、肥料の袋に記載されている“苦土”とか“硫安”の意味や、目的に応じた肥料の選び方が分かりますので、ぜひ、参考にしてくださいね
前半では「要求性が高い3元素」について、後半では「微量だけど必須の元素」についてお話したいと思います。
どうぞ最後までお付き合い下さい。

要求量が高い3つの元素
Ca・S・Mgの役割
植物は土壌のミネラルを吸収して育つということは、以前の記事でも紹介していました
必須元素と言われる14種類のうち、特に多量に必要なのがN・P・K・Ca・S・Mgの6種類
ここでは、肥料三要素であるNPKの次に多く必要となるCa・S・Mgについて解説しましょう
ちなみに、「肥料三要素:N P K」のお話は、こちらを参照してくださいね
Ca:カルシウム(石灰)
畑の土に貝殻や卵の殻を撒くと丈夫な作物ができる、なんて聞いたことありませんか?
そう、カルシウムは植物の体を構成している細胞壁の材料となる成分なんです
病害虫が植物体内に侵入するのを食い止める効果も持っています
S:硫黄(硫安)
肥料分野の場合は“硫黄”というよりも“硫安=硫酸アンモニウム”の方が一般的ですね
様々なアミノ酸やビタミンの材料となり、光合成やエネルギー代謝などの生理活性を促進させる働きがあります
花や果実の鮮やかな色彩にも大きく影響しています
Mg:マグネシウム(苦土)
こちらも“マグネシウム”よりも“苦土”と言った方が馴染みやすいかと思います
光合成を行う葉緑素の材料で、光エネルギーを受け取るアンテナの役割を果たす、非常に重要な元素です
糖分の輸送など、植物体内の重要な酵素の活性剤として働いています

ここまで来たら最後まで
残り8種類の元素も解説!
どうせなら、残りのミネラルの作用も見ていきましょうか!
詳しくやってると非常に大変なので、サラッと流していきましょう!
Fe:鉄
Mgと同じく、葉緑素の形成に関与している栄養素で、微量ですが必要不可欠です
ただ、Feが過剰になるとリン酸欠乏になります
Mn:マンガン
こちらも葉緑素の形成に関与しています
鉄と拮抗作用があり、Mn過剰だとFe欠乏になります
B:ホウ素
細胞壁を構成する要素で、新芽や根の伸長にも大きく影響し、特にアブラナ科は多く要求してきます
Zn:亜鉛
植物体内の酵素の生成に関与し、植物ホルモン(オーキシン)の生成にも関与しています
FeやCuなどと拮抗作用があるのでバランスが大切です
Cu:銅
光合成や呼吸に関与する酵素の構成成分です
リグニンの合成にも関わり、植物の損傷修復に関与しています
Cl:塩素
呼吸や水分調整に関与する気孔の開閉や、光合成・炭水化物の合成に関与しています
日本の土壌では欠乏する心配はありません
Mo:モリブデン
窒素代謝やアミノ酸合成に必要な元素ですが、最も必要量が少ないので、過剰症や欠乏症の心配もありません
Ni:ニッケル
尿素をアンモニアに分解する酵素の構成要素ですから、窒素代謝において非常に重要な元素です

植物が土壌から吸収するのは
たった(?)14種類の元素
今回の内容のまとめです
・植物が必要とする肥料の元素は14種類
・拮抗作用があるので与え過ぎに注意!
・バランスよく与えることが大事です
今回は、植物が必要としている14元素のうち、窒素・リン酸・カリウムを除く11種を一気に解説しちゃいました
記事を書くにあたって改めて勉強しましたが、“14種類もあるのか~”よりも“14種類だけでいいの?”という驚きでした
皆さんは、どんな風に感じましたか?

土壌の団粒化で排水性と通気性の改善をサポート!
天然の土壌菌と自然由来のミネラルがバランス良く配合されたオーガニック肥料“湖の恵”で、豊かな土作りをしてあげましょう!

室内での使いやすさを第一に考えた、100%ボタニカルなオーガニック肥料「湖の恵」
インドアグリーンの困りごとをスッキリ解決します!
今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました!