2026/01/09 09:50
「きちんと肥料はやっている。それなのに、どうにも植物が元気にならない」
そんな嘆きを、ワシはこれまで何度も耳にしてきた。
鉢植えの土は固く締まり、水を注げば表面を流れ落ちるだけ。
それでも人は思うのだ。「まだ足りぬのだろう、肥料が」と。
そして、さらに与えてしまう——。
ふむ……実はそこに、多くの園芸家がはまり込む“土の落とし穴”がある。
本来、目指すべき土の姿とは何であろうか。
手で触れればやわらかく、水も空気もすっと通り、植物が無理なく、自然に育ってゆく——
そんな「生きた土」を、誰しも心のどこかで求めているはずなのだ。
にもかかわらず、植物が応えてくれぬ。
その原因は、必ずしも肥料不足ではない。
むしろ逆。
化成肥料を長く使い続けることで、土壌中の微生物は減り、土の構造は崩れ、養分はあっても根が吸えぬ
——いわば“痩せてしまった土”が出来上がってしまうのである。
もし、その土が生き返ったならどうなるか。
水やりの反応が変わり、根は地中へと深く張り、葉は濃く、艶やかに色づくだろう。
肥料が効きすぎる不安も薄れ、「育てる」というより、「育ってゆく」姿を静かに見守れるようになる。
そこで、ワシが薦めたいのが
オーガニック肥料『湖の恵 ―屋外混合タイプ―』である。
これは、単に栄養を足すための肥料ではない。
鉢植え、花壇、家庭菜園——
屋外で使われる土そのものを、立て直すための土壌改良材だ。
湖の恵は、滋賀県北部の里山に由来する
天然の土壌菌を土へと送り届ける。
その働きにより、土は団粒化が進み、
ふかふかとした通気性の良い構造へと変わってゆく。
また、化成肥料の多用によって乱れた
土壌菌のフローラを整え、
生きた土の生態系を、静かに、しかし確かに再構築していく。
それは、土が本来持っていた力を
もう一度、呼び覚ます営みにほかならない。
使い方はいたって簡単だ。
元肥として土に10〜20%混ぜ込む。
あるいは、苗の植え付け時に
周囲へ5mmほど、そっと撒くだけ。
それだけで、土は少しずつ息を吹き返してゆく。
肥料をやっても応えぬとき、
見直すべきは「肥料の量」ではない。
問うべきは、「土の質」なのだ。
湖の恵 ―屋外混合タイプ―は、
痩せた土をふかふかに変え、植物が本来備えている力を
存分に発揮できる舞台を整えてくれる。
鉢植えも、花壇も、家庭菜園も。
「もう限界かもしれぬ」と思う、その前に。
一度、土に耳を澄ませてみてほしい。
土が変われば、
園芸の手応えは、必ず変わる。