2024/12/09 15:05

!この記事のテーマ!
・フローリングがべたべたする原因
・カイガラムシがもたらす被害
・葉水による害虫の対策と予防

●観葉植物の周りの床がべたべたする
●葉や枝もべた付き、なんか元気ない
●ゴミ?糸くず?なんか付いてるはなぜ?
という疑問やお悩みをお持ちの方、結構多いのではないかと思います
自宅と職場を合わせて150種以上の植物たちと暮らしている私の経験から、室内で植物を育てる上で重要な「害虫の対策」に関する基本的な考え方をお話します
この記事を読めば、植物の周りの床がべたべたする理由やなんとなく元気がない理由、その原因と対処法が分かりますので、ぜひ、参考にしてくださいね
前半では「ベタベタの正体」について、後半では「ベタベタの原因になる害虫の対処法」についてお話したいと思います
どうぞ最後までお付き合い下さい

フローリングのベタベタ…
カイガラムシの「う○ち」かも
観葉植物の鉢植え(まぁまぁ大きな7号鉢以上)を室内で育てていると、周辺の床がなんとなくべた付くって経験ありませんか?
ジュースをこぼしたわけでもないのに、何となく糖分みたいなベトベト感がある
拭いても、拭いても、またベトベトする…
その観葉植物がフィカスの仲間や、パキラ、コーヒーの木だとしたら、すぐに葉の裏側や枝の付け根を確認してください
そのベタベタの正体、葉の裏や枝の付け根、幹にへばりついた「カイガラムシ」が原因の可能性が大です
カイガラムシが樹液を吸って、その排泄物が床に落ちることで床がベタベタするんです
同じ理由で、葉にアブラムシが付いていると、同じように排泄物が床に落ちてべたべたします
葉にうっすらとした糸が付着しているなら、ハダニが繁殖していますね
特に乾燥しがちな季節、エアコンをたくさん使う季節なんかに繁殖することが多いです
え~っ!?排泄物!?いや~ん!!気持ち悪い~!
で、済まないのが困ったところ
このベタベタ、糖分ですから、これを栄養分にして、様々なカビが発生する原因になります
植物が病気になる原因の多くは、この排泄物を栄養に育った病原菌が大繁殖することで引き起こされているのです
体の表面で病原菌を育ててるわけですから、そりゃ、植物も元気を失うってもんです

いや~なカイガラムシ!
発見時の対策法と予防法
では、カイガラムシやアブラムシ、ハダニを見つけたら、どうすればいいのか?
一番簡単なのは、薬剤散布なんですが、室内の観葉植物の場合は使いたくない方もいらっしゃいますよね
それに、結構簡単に薬剤耐性が付いてしまうので、薬剤頼りってのはお勧めしません
セロテープなどで捕殺する方法も紹介されていますが、アブラムシなんかは1匹でも残すと増えるという繫殖力を持っています
あと、やってみるとわかるんですが、結構、気持ち悪いです
だから、一気に片付ける方法がオススメです
その方法は、シャワーで葉の裏や枝の付け根、幹をしっかり洗い流すこと!
実にシンプルですが、カイガラムシもハダニもアブラムシも水を嫌うので、結構効きます
シャワーの後は、しっかり葉や枝を拭いてあげて排泄物=糖分も残さないようにします
1回でダメなら、2週間おきくらいにシャワーしてあげて下さい
徐々に被害は減っていくでしょう
そして、予防に大切なのは「葉水」です
先ほども説明した通り、これらの虫は水が嫌いです(だから葉の裏に潜んでいます)
ということは、定期的な葉水で予防できるってわけです
葉水、つまり、霧吹きで葉に水をかけるんですが、この時、葉の裏や枝の付け根を忘れないようにしてください
そこが害虫の住処です!
そして、土にはなるべく水がかからないように!土にカビが生える原因になりますよ
最後に、葉についた水滴をティッシュで拭えば完了です
葉水は毎日でもいいくらいですが、大変ですから、週に2~3回程度を目安にしましょう

観葉植物を慈しむ「葉水」
正しい葉水で害虫を予防しよう!
今回の内容のまとめです
・ベタベタの正体はカイガラムシの排泄物
・全身シャワーで害虫たちを一網打尽!
・害虫予防には定期的な葉水が効果的!
今回は、フローリングをベタベタさせる「害虫」についてお話しました
葉水は害虫の予防に非常に効果的なので、優しく葉に触れながら、最低でも週1回はやりたいですね
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今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました!