2024/09/27 14:19



!この記事のテーマ!

・光合成や呼吸に必要な「風」という要素
・植物の「ガス交換」のメカニズム
・最も良い「風やり」の方法



●水やりも日当りも良いのに元気がない
●置き場所を変えたら急に萎れ始めた
●お部屋のどこに植物を置けばいいの?

という疑問やお悩みをお持ちの方、結構多いのではないかと思います

自宅と職場を合わせて150種以上の植物たちと暮らしている私の経験から、観葉植物に対する「風」と「呼吸」に関する基本的な考え方をお話します

この記事を読めば、植物がどうやって呼吸しているのか、室内でもしっかり呼吸させるためにはどうすればいいかが分かりますので、ぜひ、参考にしてくださいね

前半では「植物の呼吸方法」について、後半では「植物の置き場所:風編」についてお話したいと思います
どうぞ最後までお付き合い下さい



植物の呼吸方法は
とっても非効率的なのです


植物が光合成で栄養分を作り出していることは皆さんもご存じですよね
光合成では、(ものすごくザックリですが)水と光と二酸化炭素から糖を作り、酸素を吐き出しています
そして、植物も我々と同じように、呼吸をして生命活動のエネルギーを得ています
こちらは酸素を吸って、二酸化炭素を吐き出しているわけです

この働きを「ガス交換」と言います
植物は光合成と呼吸という2つのガス交換を行っているというわけです
さて、ここで何気なく「吸う」とか「吐く」とか言ってますが、植物には“肺”や“横隔膜”がありませんので、能動的に空気を吸ったり吐いたりすることはできません

葉の裏にある無数の“気孔”が開くことで、水蒸気を蒸散させたり、空気の出し入れをしたりしているんですが、そこに作用する強制的な力はありません
物質の濃度勾配に依存する拡散作用で、気孔を介して植物内外の物質を移動させています

だから、風があるかどうかって、植物にとっては死活問題になるくらい重要な事
室内の観葉植物が何となく元気ないってのは、ガス交換が上手くできていないのかもしれません!
効率的にガス交換させるためには、葉の裏にある気孔に風を当てて、水蒸気や空気の分子が気孔の中に入りやすくしてあげることが大事なんです



良い風が当たると生長促進に
根腐れ予防にもなるんです


風を当てるのが大事とは言いましたが、四六時中、休みなく風を当て続けれるのがいいというわけではありません
私たちもそうですが、風を浴び続けたら冷えすぎたり、乾燥し過ぎたりで、確実に体調を崩してしまいますよね

風を当て過ぎると、葉の水が蒸発する時の気化熱で植物の体温が下がり過ぎて風邪を引いてしまいますし、根から葉に対して行われる水分供給が間に合わなくなって葉や茎が萎れてしまいます
何事も限度があるってことです

理想的なのは、優しいそよ風が、植物のいろんな方向からやってくること
観葉植物の多くは、熱帯か亜熱帯の林の下の方出身なので、ちょっと湿度のある穏やかな風が時間帯によって色んな方向から吹くという環境が理想なんです

エアコンの風は植物にとって乾燥し過ぎなので要注意!
固定したファンからの風も風向きが常に一定になるのでオススメしません
首振りサーキュレーターを使って、壁や天井に反射させた風を間接的に当てるのがベスト
ちゃんと風を当てれば、光合成が促進され、根腐れも予防できますよ



優しいそよ風を当てて
元気な植物を育てましょう!


今回の内容のまとめです
・風は植物のガス交換に必須の要素
・優しい風をランダムな方向から当てる
・壁や天井に反射させて間接的に当てよう

今回は、観葉植物の「ガス交換」についてのお話をしました
改めて文字にするとなかなか贅沢なことを要求してますが、そもそも自然風が吹く屋外から室内に監禁してるわけですから、多少のことは大目に見てあげましょうね



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今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました!