2024/06/28 11:21

!この記事のテーマ!
・土壌菌の役割ってなんだろう?
・土壌菌が多いとどんなメリットがあるの?
・鉢植えの土にも土壌菌って必要なの?

●土壌菌って何をしている菌なの?
●ぶちゃけ農業だけに関係あるんでしょ?
●お部屋の観葉植物には関係ないでしょ?
という疑問をお持ちの方、結構いらっしゃるのではないでしょうか?
今回は、オーガニック肥料“湖の恵シリーズ”の開発担当が、できるだけ初心者の皆さんにもイメージしやすいように心掛けながら、「土壌菌のお仕事」についてお話します
この記事を読めば、土壌菌の役割、土壌菌がいるとどんな土になるのか、鉢植えの土にこそ土壌菌が必要になる理由が分かりますので、ぜひ、参考にしてくださいね
前半では「土壌菌の役割」について、後半では「観葉植物の鉢にこそ必要な理由」についてお話したいと思います
どうぞ最後までお付き合い下さい

物質と生命の循環を司る
それが土壌菌の役割
有機農法の教本なんかで“土壌菌が豊富な土は良い土だ”って書いてますが、実際のところ、土壌菌ってどんな菌で、何をしているんでしょう?
一言でいうと、老廃物を肥料成分に作り直して、古い土を新しい土にリフレッシュさせているってとこでしょうか
単に土壌菌と言っても、細かく分類すると数千~数万種類にもなるので、個々の菌の役割は様々です
ただ、大まかな役割として言えることは、土の中のあらゆる場所に存在していて、大きな分子量の物質を、小さな分子量の物質に分解しているのが、一番大きな働きになります
例えば、古くなって枯れてしまった植物の身体、これは土中に存在する最も大きな老廃物ですが、まずはそれを糸状菌や子嚢菌の仲間が細かく分解していきます
その分解物を、次の土壌菌である枯草菌や放線菌などが更に細かく分解していき、最終的に植物が利用可能となる肥料成分に作り替えているってわけです
多くの土壌微生物が入れ替わり立ち代わり、リレーのバトンを繋ぐようにして、大きな分子量の有機物を、小さな分子量の肥料成分に分解する
そして、植物はその肥料成分を吸収して大きくなって、やがて枯れて朽ちて、もう一度分解されて次の植物の糧になる
そういう生命の循環を司っているのが土壌菌というわけです

物質循環と遅効性肥料の供給
これが本来の“土”の姿
大木が枯れて朽ちて、次の植物の肥料になるってのはイメージしやすいですが、実は、鉢植えの土の中という小さなスケールでも物質の循環は起こっています
例えば、枯れ葉や落ち葉、伸びすぎて切れてしまった細い根なども、老廃物として土壌菌たちに分解される対象になります
この分解作用の中ではガスが発生したり、水に溶けやすい物質が生まれたりします
これらの物質が水に溶けて消失したり、土の中を移動することによって、土の中に空隙が生じるので、通気性や排水性が良い“ふかふかした土”になるんです
また、土壌菌の多くは増殖する際に菌糸を伸ばしたり、粘液を出したりします
土壌菌が豊富だと、それらの物質が細かい土の粒をお団子状に固める「団粒化」が頻繁に起こるので、土は更に“ふかふか”になり、根腐れや病気が発生しにくい健全な土に変わっていくのです
この物質の循環と遅効性肥料の供給が、本来あるべき、植物と土壌の関係性
土壌菌がいない土壌では物質の移動が起こらないので土がガチガチに締まりますし、一過性の化成肥料しか存在しないので土が痩せていき、根腐れや病気が発生する原因になるんです
ガチガチに締まりやすい観葉植物の鉢植えにこそ、土壌菌を供給してあげないといけませんね

観葉植物の鉢にこそ土壌菌
ふかふかの土で根腐れ知らず!
今回の内容のまとめです
・物質と生命の循環を司る土壌菌
・土壌菌がふかふかの土を作っている
・締まりやすい鉢の土にこそ土壌菌を!
今回は、土壌菌の役割と土壌菌が必要な理由についてお話しました
最初の「観葉植物にも土壌菌って必要なの?」という疑問は、お客様からのお問い合わせでも多いです
水耕栽培に近い無菌培土という考え方も否定はしませんが…自然体の植物って丈夫に育つので、初心者さんには有機肥料の使用がオススメですね

土壌の団粒化で排水性と通気性の改善をサポート!
天然の土壌菌が配合された栄養バランスの良いオーガニック肥料“湖の恵”を使って、豊かで健康な土作りをしてあげましょう!

室内での使いやすさを第一に考えた、100%ボタニカルなオーガニック肥料「湖の恵」
インドアグリーンの困りごとをスッキリ解決します!
今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました!